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著作権の保護期間延長について

著作権の保護期間延長問題、権利者側への反論相次ぐ——文化審:ITpro (itpro.nikkeibp.co.jp) 小委員会の議事録は、まだ公開されていないようです。 (9/30追記:議事録出ました。なかなかおもしろいっす)

谷崎潤一郎江戸川乱歩横山大観などはあと数年で保護期間が切れる。彼らの遺族が受け取る著作権使用料は、それぞれ年間100万円を超える額だ。これらが突然切れるのはショッキングなこと。遺族の権利を守りたいし、それが作家のインセンティブ向上をもたらす」 「安定的な職業に就く人には退職金もあるし、株式や土地を買うこともでき一定の財産を残せる。一方で創作者は、生前にそうした財産を残すことはできず、ただ創作物を遺族に遺すだけだ。安定的な職業の人と差があって良いのか」

 …なんつうか、もうね。  著作権が、著作者の死語一定期間にわたって保護される、そもそもの理由は、遺族の生活を保護するためなんだったっけ? なんか拭いきれない違和感が。

著作権法 第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。