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判例六法Professional

 六法ネタは、あまり深く突っ込んでいってもアレなのだけど、ワタシにとっては調べ物をしたり暇潰ししたり会議中に馬鹿な奴を張り倒したりするのに(嘘)必需品なので。

「ゆうひかく六法」アラカルト: 本文2色刷,2分冊

 以前に取り上げた判例六法Professionalの件ですが、なんと2分冊になってしまったとのこと。  …「利便性と携帯性も考慮して」とのことですが、正直、微妙(どっちの分冊にどの法令が収録されているかどうか、直感的に把握できるものでもない)。既存の小六法の法令数を確保しつつ、さらに判例を追加するとなると、ページ数が増えるのは当然ではありますが(なんと500ページ程度増らしい)、なんとか分冊せずにいられなかったものか。もっとも、製本上の理由といわれると、返す言葉もありませんが。  まあこれも、有斐閣のせいじゃなくて、くだらない法律が増えたせいということだから仕方ありません、健康増進法とか健康増進法とか健康増進法とか。

 あと、さりげなく上製(ハードカバー)から並製(ソフトカバー)になっているのも、うーん。ハードカバーの方が使いやすいと思うのですがね(これは個人的趣味だから、少数派なのかもしれないが)。六法って、本棚に並べて(飾って)おくものじゃなくて、一秒でも早く参照できるよう、机上のブックスタンドとかに挟んで立てておくものだから(もちろんケースになんか入れておかない)、表紙がしっかりしているほうが利便性は高いです(実は、模範六法が嫌いなのも、この点が大きかったりする)。ここだけはなんとかしてほしかった。

 あと、ウリのほうの2色刷ですが、これは現物見てみないと、なんとも言い難いので。まあ、悪い話ではありませんが、これのせいで用紙の厚さが増して2分冊に、とかいうのなら、来年度からはご勘弁を願いたく。

 …やっぱり、小六法、復活してもらえないものでしょうか。