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ビールとテクノロジーと、あと何か。

謹賀新年2013

 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 …取り乱してしまいました。新年あけましておめでとうございます。  旧年中はまったく更新もせず、放置状態としてしまったことを心よりお詫び申し上げます。

 元旦からインフルエンザをやらかしてタミフル漬けの正月休みでございました。39.1度なんて体温はしばらく見ないと思います。まあ、なんとも幸先のよろしくない2013年ですが、なんとか生き抜こうかと思います。

MacBook Pro Retina ファーストインプレッション

MacBook Pro

 あー、はい、買ってしまいました。  もともとApple Online Storeで予約してたんですが4週間かかるとか意味不明の表示がでたので、銀座のApple Storeに突撃したら在庫があるんだとかいうんで即決。散財。  これでiPhoneiPadMacのすべてがRetinaディスプレイになって宅内フルRetina化計画完了、と(あとiTVが来たらテレビもRetina化するのかしら)。

 例によって例のごとく適当に思ったことをあれこれ。ちなみに購入したのはローエンドモデルを英語キーボード化したもの。

  1. やっぱりRetinaディスプレイはすばらしい
  2.  iPhone 4Sの326dpiと比べるとMacBook Proは220dpi。Retinaと言っても少し劣るんじゃないかと思ってました。でもそんなことはなく、アイコンや文字は実に精細に表示されてくれます(液晶パネルにギリギリまで近づいて目を凝らすと、もしかするとiPhoneよりは若干粗いかな、という気がしなくもないようなするような、という程度。一般的な距離感で見ているぶんにはまったく気になりませんな)。  標準では、2880*1800を仮想的に1440*900と取り扱って表示してくれます。仮想的に1920*1200とかにスケーリングも可能ですが、いまのところ必要性を感じるほどではないです(Safariとかなら、普通にフォントサイズを調整すれば綺麗にスケーリングしてくれますものね)。  文字表示も綺麗ですが、Mission Controlとかでウィンドウを縮小したときや、画像やpdfをサムネイル表示したときにも、Retinaの綺麗さは発揮されます。サムネイル状態のままでもかなりの内容を読み取れたり。自炊書籍なんかも、よりすっきりと表示されるようになりました。  なお、Retina非対応アプリケーションは悲惨なことになります。時間が解決してくれるとは思いますが、ReederとKindle対応はよ。Safariで表示される画像なんかも、縦横2倍に引き延ばされた状態になるので、かなり残念になる場合もありますが、こちらはまあ我慢できる範囲。
  3. スクロールとかは爆速ではない
  4.  Kelper積んでますが、だからといって画面表示が爆速というわけではありません。ときどき、思い出したようにSafariのスクロールで引っかかりを感じるときがあります、ときどきですが。2880*1800を引っかかりなく処理するのはさすがにGeForce GT 650Mでも荷が重いのか。  Apertureとかで画像を見る分には、遅いとかそういうことはないので、2880*1800を1440*900に変換するところでの課題かも。
  5. キーボードは浅い
  6.  キーボードの打鍵感は浅めで、正直好みではありません。完全に好みの問題ですが。ワタシは打鍵が強めなので、指先に反発を感じてしまうのです。厚さ18mmの筐体であれだけバッテリを積めば、キーボードに割ける容積は少なくなりますので仕方ないのはよくわかりますが。  まあ、総じてApple製品のキーボードに多くを求めるのは無理なのが正直なところ。デザイン優先で打鍵感とかは後回しにされている気がします。
  7. 発熱は今のところ気にならず、でもって意外と静か
  8.  これだけパワフルなマシンですので、発熱だけが心配ですが、とりあえず数日利用した感じでは熱いとかそういうことはなさそう。ツインファンが効いているのかどうか。まあ、日本の夏でどうなるかはわかりませんが。  前任のMacBook Airがよく発熱でえらいことになっていたので、まあそれに比べれば、という感じ。  上記のとおりツインファン搭載ですが、ファン音がうるさいということはなさそうです。MacBook Airで負荷を掛けると結構な爆音になってましたが、それもなさそう。
  9. MagSafeは前のほうがいい
  10.  電源のMagSafeは、またまた形状が変更になり、初期型のT字型(筐体に垂直に刺さるタイプ)に逆戻りしてしまいました。前のタイプ(筐体に水平に寄り添うタイプ)のほうが絶対にスマートだったのに、なんで戻してしまったんだろ?  こればかりは解せないところ。
  11. それでこの値段
  12.  5年前のAppleなら初代MBA並に40万円ぐらい吹っ掛けてもおかしくなさそうなスペックですが、ローエンドで18万円台というのは、円高が進んだのかAppleが学習したのか。正直、この値段で出されると他のメーカーは難しいよなあ。

 というわけで、Appleの初物に手を出したにしては、まあ意外なほどにトラブルにはなっていません。ひさびさによい買い物をしました。

武雄市図書館がTSUTAYAになる件

 ゴールデンウィークぐらいなにか更新してもいいだろうということで、微妙な琴線に触れたネタを。なお、先に言っておくと、本稿には結論はありません。

武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の武雄市立図書館の企画・運営に関する提携基本合意について

 一部の筋の方を、ほげえええ、と唸らせる逸品になっております。ワタシも、近所の公立図書館には非常にお世話になっておりますので、それなりに気になるところではあります。

 図書館を指定管理者制度を使って民間に丸投げするというのは、別に目新しい話ではなくて、その分野のトップである図書館流通センターなんかはこんなにいっぱいやっていたりします。これはこれで地域の知識集積拠点であるべき図書館が画一化されて地域固有のニーズがくみ取れなかったりとか、蔵書が指定管理者側の裁量に委ねられがちとか、地域図書館の専門家たる司書の時給安くね? これでまっとうなリファレンス業務回る? とかいう問題はあったりしますが、どこの自治体も金がないご時世でありますから、まあ仕方ない面もあります。みんな貧乏が悪いんや。  今回は、このTRCの牙城に、CCCがチャレンジしたという構図になります。TSUTAYAの店舗展開にも限界というモノがありますから、隣接業務に進出しようというのは、これはこれで企業戦略としては、まあ、正しいのでしょう。先行する、というか独走するTRCとの差別化のため、代官山 蔦屋書店のノウハウを生かす、というのも、あるだろうと思います(まあ雑誌販売とかまでする必要あるのかとは思うけど。民業圧迫じゃね?)。

 ただ、ひとつ発表のなかで問題になりそうなのが。

8.Tカード、Tポイントの導入
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H24春 情報処理技術者試験(SC)振り返り

 ふと思い立って受けてみた。誰かさんに触発されたというのもあるかも。情報処理技術者試験なんて10年ぶりぐらいかしら。日曜日だというのに朝もはよから夕方まで缶詰にされておりました。まあ、ときどき脳内の知識をリフレッシュするにはこういうイベントでも設けないと怠けてしまいますな。  受けたのは、職業柄全く無縁ではない情報セキュリティスペシャリスト。ワタシの受けた会場の埋まりは5〜6割ぐらい。

 もう問題も解答もでていますが、とりあえず備忘程度に振り返りを。

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iPad (3rd Generation) ファーストインプレッション

 ついこないだiPad2を手放したばかりですが、例によってThe new iPadを衝動買い。  半月ほど使用していますが、iPad2までは「オモチャ」として使っていたものが、「実用品」として利用できる状態になってきています。以下、箇条書きでインプレッション。

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