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ビールとテクノロジーと、あと何か。

PayPalアカウントを止められる

 ゴールデンウィークだというのにカレンダー通りの勤務体系のせいで、今週はほどんど連休という感じがしないなか、PayPalから謎のメールが届いたり。  ワタシがPayPalを利用するのは、せいぜい海外製のシェアウェアを購入するときぐらいなので、年に数回程度のつきあいしかないのだが、何事かと思いつつ開いてみると「Notification of Limited Account Access」なる件名で「we have limited access to your account until additional security measures can be completed.」などと言われてしまっている。  何の取引もしていないのにいきなりこういうメールが届くのはフィッシングの可能性が恐ろしく高いのだけど、Googleで調べてみると、こことかこことかを読む限り時々あるようだし、メール本文にはURLとか何もないので(フィッシングならば、偽サイトへの誘導があるはずで…)、まっとうにSafariのアドレスバーからwww.paypal.comにアクセスしてみる。

 どうやら、アカウントに不正なアクセスがあったので、PayPal側でロックをかけてみたらしい。で、制限を解除するのに諸般手続きが必要、と。

 そのこと自体は素晴らしい措置で、非常に感心したのだが(もっとも、具体的にどういう不正アクセスがあったのかを明示してくれないと、こちら側での対策が立てようもないので、正直微妙なところではあるが)、制限解除にあたって、本人認証のためとはいえ、住民票やら印鑑証明やらをFAXで送付するか、スキャンしてアップロードしろというのは、なかなかに面倒だ。  とりあえず手元にあった本人確認資料をスキャンしてアップロードしているのだが、これがまた何故か、アップロード中にタイムアウトしてしまうので、何度も繰り返しトライしている(だからまだ解除されていない…)。

 PayPal自体の使用頻度も高くないので、この際いったんアカウントを閉鎖しようかとも思ったのだけど、制限解除しないとアカウント閉鎖すらできないのが、また憎たらしい。