blue-brewery.net

ビールとテクノロジーと、あと何か。

ANAプレミアムクラス

ANA国内線 - 「スーパーシートプレミアム」から「プレミアムクラス」へ (ana.co.jp)

 今月に入ってANAの話題が3つ目という、ここはANAの広報室かと思いたくなるような状況ですが、まあそれはともかく。

 JALが国内線にファーストクラスを設定して3クラス化したのに対して、ANAは従来のスーパーシートプレミアムSSP)をアップグレードして2クラス制を維持する方向に向かうことになりました。この両者の施策の違い(特に運賃施策の違い)は、なかなか興味深いです。一般人にはJALの制度(クラス間の移動・変更が行ないやすい→一般人も上位クラスを利用しやすい)のほうが利便性は高いですが、収益・企業イメージ的にはANAの施策(クラス間の移動・変更が行ないにくい→上位客と一般客の峻別が行なわれる)もアリなのかもしれません。  価格の上げ幅がどれほどになるのか・座席の設定数などは具体的には不明ですが、まあ、SSPよりも乗りづらくなることは確かでしょう。羽田・伊丹ではラウンジも使えるようになるとのことですが、国内線でラウンジなんて、そうそう使うものでもないでしょうから、実質は座席の広さぐらいですかね。個人的には、これまでも時々はSSPを利用することがあったのですが、今後プレミアムクラスを利用するかどうかは、なかなか微妙なところです。

 それにしても、このプレミアムパスなる代物、誰が買うんだ。