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ビールとテクノロジーと、あと何か。

逆転裁判4

 意外と短時間でクリアしました。

 以下、ネタバレを含む感想になります。

 1.2.3.蘇る逆転.と遊んできて、いつも期待を裏切らない出来だったので、今回もGWをつぶす覚悟で購入したのですが、本作は、ずいぶんと小粒な内容になってしまったのが残念で仕方ありません。

 逆転裁判シリーズはすべて、4〜5つの事件を解決していくと、最後になって全体を貫くストーリーが浮かび上がってくるというのが、シリーズとしてのフォーマットなわけで、今回もそれを踏襲しているわけですが、そのこと自体はいいとして、我らがヒーロー成歩堂龍一が7年前に弁護士バッヂを剥奪された理由が、牙琉霧人の単なる逆恨み、っていうのは、ねえ…

 いや考えてご覧なさいよ、牙琉霧人ってのは、検事である弟との対決のために捏造証拠を用意し、ポーカーに負けたために弁護人を解任され、その逆恨みから成歩堂に捏造証拠を握らせ、捏造証拠を作成した絵瀬土武六&まことを毒殺するべくアトロキニーネを仕掛けるも絵瀬土武六に罠を見抜かれ、しかも7年にわたって二人を監視し… とまあ、なんとも器のちいさなオトコで(こうやって列挙するとなんかコメディですらある)。せめてもうちょっと戦い甲斐のある敵手であってほしかった。