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ビールとテクノロジーと、あと何か。

Noguchi

 さっそく野口英世の千円札にお目にかかる。夏目さんと比べると確かにインクの盛り上がりがあったりして、カラープリンタなんかでは簡単には偽造できなさそうなのがよくわかる。デザインも、夏目さんよりもちょっと精悍になったような気がしたりとか。

 夏目さんと野口さんを見比べてて気づいたのだけど、野口さんの表面中央下には「国立印刷局製造」とあって、夏目さんの表面中央下には「財務省印刷局製造」とある。国立印刷局は、平成15年4月に独立行政法人化されたから、新券はすべて国立印刷局製造になる算段。手元の一万円札をみると「大蔵省印刷局」ってあるし、行政改革の波のなかで、じつは旧券のなかでも微妙にこんなところのデザインは変わっていたのね。