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ビールとテクノロジーと、あと何か。

自動車学校

 齢28にして運転免許を取りに行く。

 正直なところ、今になって運転免許が必要になったわけでもない。自動車を購入したいとか乗り回したいとか、美女を左に連れて東名高速を爆走したいとか、タクシードライバーに転職したいとか、そういうのでもない。  ただ何となく、キャンペーン中で費用も安く済みそうだったから、ってだけ。あとは、何だ、その、比較的時間に余裕のある昨今を逃すとチャンスがなさそうだったので。

 今日が実技の初回だったので、夕方から教習所へ。手続きは済ませてあったので、実技の予約をしてしばらく待合室へ。  …若い。ワシ、この待合室で最年長の生徒ちゃうんか。周囲はどう見ても20代前半、いや明らかに10代の娘さんもいるぞ。あぁ、周囲が若いよう。何か落ち着かない。普通そうだよな、運転免許なんてのは高校卒業して数年内に取るもんだよな、ワシみたいに10年も経ってから意味もなく取るような奴は、やっぱり珍しいのだろうか。

 初回の練習ということで、シミュレータでギアチェンジの方法などを学んだ後(無謀にもMT免許を取ろうとしている)、コースで1時間ほど走る。練習場の外周をぐるぐる回るだけなのだけど、アクセルとブレーキを逆に踏み込んで教官に強制ブレーキ掛けられること多数。ハンドルを切り損ねて壁に激突しそうになること数回(といっても30km/h程度だが)。前の車両が突然停止してパニックになってアクセル踏んで突撃しそうになること1回。道程は遠い。