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ビールとテクノロジーと、あと何か。

EXILIM PRO EX-P600

 夏は、夏は、どこに行こうか…

 スタパ齋藤師匠のEXILIM PRO EX-P600レビュー読んでたら無性にEX-P600が欲しくなってきたんだよアニキ2048秒以内にEX-P600を近所のビックカメラから強奪してきて深夜なのに屋外の撮影に飛び出してきたい!!  ま、そんなことをすればビックカメラ有楽町店の監視カメラに撮影されるか警察に職務質問されるかでジ・エンドなのだけど、相変わらずスタパ師匠は、ひとの物欲を掻き鳴らすことにかけては右に出る方がいませんな。まだボーナスまでかなり先があるのに、もう物欲予定表の作成を開始しないと。

 いま手元にあるデジタルカメラは、Cyber-shot U30という小型のものがひとつで、これはこれで200万画素にしては悪くないのだけど、ズームがいっさい無かったり、小型故の手ブレが発生したり(これはまあワタシがよくないのだろうけど)、ちょっとした記録用としてはいいのだろうし、実際かなり便利に使っているところなのだけど、まあ、所詮できることは限られていたり。  ちょっと気合い入れて屋外でビシッと超絶綺麗画像を撮影するには、やはりそれなりの機材が欲しくなってしまうわけですが、じゃあEOS Kiss Digitalでも買いますか、となると、これまた一眼レフをどうこう、というのはなかなかに敷居が高い。このくらいのサイズが、ちょうど使い勝手がいいのかな、と(できればもう少し小さい方が好みではあるけど)。

 こいつのばあい、特に心惹かれるのがブラケティング機能。要するに、一回のシャッターで設定値の異なる複数の画像を一気に記録してしまおうという方式なのだけど、これがまさにデジタルでないとできない醍醐味。

 屋外でのデジカメの撮影の場合、銀塩みたいに設定値をひとつひとつ変えていって最適値を定めてシャッターを、というのもひとつの方法論ではあるけれど、こういうふうに想定される設定値すべてで撮影しておいて、あとからPC上でもっとも写りの良いものを選択する、という富豪的プログラミングに相通じるような方法論も確かにないわけではないです。そのへんのデジタルでないとできないこと、というのがなかなかに魅力的。実際、撮影しようと思ったときにはあれこれ考えるのは面倒でもありますから。アングルだとか何だとか、そっちに集中できればいうことないわけで。

 というわけで、すでにアタマの中でこいつをもって夏はどこに出掛けようかという妄想がスタートしているのは、ぜんぶスタパ師匠がいけないのです。