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iPad (3rd Generation) ファーストインプレッション

 ついこないだiPad2を手放したばかりですが、例によってThe new iPadを衝動買い。  半月ほど使用していますが、iPad2までは「オモチャ」として使っていたものが、「実用品」として利用できる状態になってきています。以下、箇条書きでインプレッション。

  1. Retinaすごい。
     ユーザの目に見える変更点は、事実上Retinaになっただけなんですが、菊判程度のサイズでジャギーが見えないディスプレイを備えていることの恐ろしさたるや。液晶という発光体であるがゆえに印刷物と同等、とまでは言えないものの、いままでのディスプレイは、やっぱりドットの荒さを無意識に脳内補正しながら読んでいたんだなあと思わされます。自宅にいるときは、RSSの処理もTweetも、これまでMacBook Airで処理してたんですが、MBA購入時
    あと、液晶の解像度が13.3インチなのに1440×900というのがいいですね。ドット数は、1280*800の1.26倍だけですが、それだけ高精細になるわけで、ちいさい文字とかでもくっきりしています
    とか言っていたのが「嘘吐け」とばかりになってしまっている状況。もはやMacで小さい文字なんて見てらんない。カイシャのWindows 7なんざ未だにSXGAでもう見たくもない。  いちばん驚いたのが、日経のiPadアプリ。拡大しなくても新聞の文字が読めるということの信じられなさ(新聞のフォントはもともと視認性優先で作られているというのもあるだろうけど)。これは現物見ないとさすがにわからないかも。
  2. やっぱり少し重い。
     Retina化にともなって電力消費量が増えたんでしょうが、iPad2に比べると重さが少しあります。片手で持つと、若干手首に負担がかかる印象。両手で持つとさほど気にならない程度。あと100g違ったらまったく違う印象になってるんだろうけど。そこはバッテリ技術のブレークスルーが必要なのかな。
  3. バッテリもう少しがんばってほしい。
     電力消費量が増えたせいかもしれませんが、バッテリの持ちは、すこしよくないような。上で言ったように、自宅での情報収集はMacからiPadに移行してしまったせいでヘビーに使っているという事情もあるかもしれませんが、だいたい1日(といっても持ち歩いていないので朝晩だけ)で半分ぐらいバッテリ消費してしまうというのが体感。Kindleとは仕掛けが違うので仕方ないかもしれませんが。
  4. カメラどうでもいい。
     いちおう、5MPカメラになったというのも新しいiPadのウリのはずですが、正直どうでもいいです。これで写真撮影する場面なんてそうそうないし。だいたい、iPad買ってるってことは手元にiPhoneあるでしょ…
  5. 名前どうすんの。
     iPad3じゃなくてThe new iPadということですが、5年後にiPad8とかいう間抜けな名前にしないためにも、まあ、このタイミングで名前変えるのはいいと思います。iPad (3rd generation)なのか、iPad (Early 2012)なのか、まあそんな感じになるんじゃないでしょうか。てことは、iPhoneも、次はThe new iPhone (Late 2012)なのかしら。

 ということで、Retinaの破壊力は恐ろしいいうことだけでした。とりあえず、AppleはさっさとMacRetina化してください。でもそうなると、Windowsも対抗しないといろいろ厳しい気がするんですが、なにかMicrosoftに備えはあるのかな。