冷静にもなれず、情熱ももてず。

 ええい、どうしてワタシは、おてんきのよい日曜日に、こうしてExcelに向かって労働をしているのだろう。「冷静と情熱のあいだ」、見に行きたかったのに。とりあえずは電車のなかで小説のほうを読んで、気持ちを落ち着けるようにしよう。あ、でも、先に読んでしまうと映画を見に行く気力がそがれてしまうかもしれない。どっちがいいのだろうか、ううん。完全に角川商法にハマってしまっている自分を再確認。

 冷静と情熱のあいだ、名タイトルではあるよねえ。まあ、完全な冷静というものも、100%の情熱も、なかなかありえないもので、その中間でとまどい、ためらうのが普通の人間の行動ではないかとおもう。その微妙な間というものが、なかなかに、機微というか、そういうものになって漂ってくる雰囲気が、ある意味において日本的ですらある。唐突に、江國香織「409ラドクリフ」なんかを思い出してしまったり。

 …ここまで書いて、本棚が散らかっていることを思い出してしまった。できるだけそっちには目を向けないようにしていたのに。学生のころから使っていたスチールの本棚、明らかに過積載で、検問にあたったら、免停は免れそうにない。もうひとつ買い足す? いや、これ以上、どこに本棚を置くスペースがあるというのだ。

 なんだか今日はとりとめのないことばかり書いている。
 たぶん、頭の中がふつふつと、煮えている証拠だとおもう。

 もう1ヶ月半も前のことになってしまったけど、英国旅行の記録をアップロード。完全な現実逃避による作業だけれども、よろしければご覧くださいませ。…ああ、またしごとに戻らなきゃ。夜が明けるまでに完成するのだろうか(涙)