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3G iPhone

Gartner analyst stokes 3G iPhone rumors (appleinsider.com)

 3G iPhoneがもうすぐみたいです。アイホンの商標問題 [pdf] も片付いたようだし、いよいよ日本市場へのiPhone投入が近づいているのかもしれません。キャリアは… なんとなくですがNTT DoCoMoになりそうな気がしていますが(ソフトバンクモバイルの場合、Appleが新スーパーボーナス的な売り方を認めるかどうか微妙なので)。まあ、もともと”Asia in 2008″と言われていたので、秋になろうが冬になろうがあまり期待せずに待つことにしましょうか。

1000万円携帯

価格1,000万円、ソフトバンクからティファニー携帯登場 (k-tai.impress.co.jp)

販売方法などについても未定だが、10台のうちの1台の行き先は決定している。ソフトバンクの孫氏は、発表会のゲストとして登場した上戸彩に対して、ソフトバンクよりティファニーモデル1台プレゼントすることを明らかにした。これを聞いた上戸彩は、それまで話していた声が裏返ってしまうほど驚いていた。

 そら声も裏返る(笑)

 機種自体はVERTUを参考にしたんじゃないかと思うんですが(数万ユーロとか…)、直接の利益に結びつくかどうかはともかく、こういうことを打ち上げて話題をかっさらうのは上手ですなあ。おかげで同日のauの発表会がかすんでしまった(まあ、auもKCP+の失敗で苦し紛れに集めてきた機種の寄せ集めだったという不利が多々ありつつも)。

 ときに、非常に気になるのは、この1000万円(原価は数百万だと思うけれど)の会計・税務上の処理はどうなるのかということで。
 発表会に付随する費用だから広告宣伝費として費用扱いになるのかなあ。でも、贈与(経済的利益の供与)として寄付金扱いになっても不思議ではない気がするし… まさか実は孫正義個人からのプレゼントというわけではあるまいな。でも孫正義からのプレゼントとすると上戸彩個人に贈与税がかかるのか? それは余りにも可哀想というもので。
 あの発表会を見てそんなことだけ気になってしまうワタシも相当莫迦だが。なお、税務関係は正直素人なので上述の記載は余り参考にしないでください。

DigitalPhone→J-Phone→Vodafone→SoftBank

 いやあ、あれだけ既存3社を罵りまくってた我らが偉大なる回線廉売の神であるところの孫正義唯一神ですが、変わり身の早さというか、こういうウルトラCを用意していたとはね。そういえば、あれだけ泣き叫んで800MHz帯が欲しいと言っていた割には、あっさりと1.5GHz帯を買ってしまったわけですけれど、あのときの「800MHzじゃなきゃ嫌だ」ってのは、いったい何だったんでしょうね。素人目には1.7GHzも1.5GHzも、電波特性はそんなに変わらないような気がするんですが。

 買収に要するゼニは約2兆円だそうですが、どうやって用意するんでしょうね。個人的に思いつく限りでは、携帯電話事業者の最大の資産である全国の基地局をまとめて証券化したとして、果たしていくらになるんでしょう、というぐらいなんですが。そのへんの金融技術は、某Livedoorなんかよりもマトモでしょうから、きちんとした絵を描いているんでしょうけど(唯一神のことだから後先考えずに飛びついた可能性もあるんだけど)。

 なんにせよ、Vodafoneは初期に致命的な失策を犯してしまっているので、運営主体が変わるのは旧J-Phoneにとっては、とりあえず歓迎すべきことなんでしょう。これで日本の固定+携帯通信網は、NTT、KDDI、Softbankの3社体制かあ。

ソフトバンクの叫び声(2)

 結局ソフトバンクさんはこんな感じのパブリックコメントを提出してきましたとさ。

 ぜんぶ反論していくと夜が明けてしまうので控えておきますが、一つだけ言うと、今回の周波数再編の目的を(意図的にかどうかはともかく)ハズしたコメントである、ということですね。携帯電話に使える周波数帯を広く取ろう、という目的の周波数再編(事実、800MHz帯だった航空機関連の通信は他の周波数帯に追い出される)なのに、そこに「オレを割り込ませろ」ていうんだから、ねえ(ちなみに、今回の再編でDoCoMoもAUも、従来53MHzだった割り当てを30MHzに減らされているわけで)。

ソフトバンクの叫び声

「総務省に意見を」ソフトバンク、ユーザーに異例の呼びかけ

 …なんだそうで。これって、なんか個人情報の目的外使用とかに抵触したりしないんだろうか。と思って確認してみると。


電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン
第4条 電気通信事業者が収集した個人情報の利用又は提供は、収集目的の達成に必要な範囲に限るものとする。

 てな郵政省告示が平成10年にきちんと出ておりますね。

 ソフトバンクがYahooBBユーザに送付したメールを要約すると(全文はslashdot.jpにあった)、

・日本の携帯電話料金は世界一高い
・日本のブロードバンド料金は自分たちが参入したので安くなった
・携帯電話業界にも自分たちのような新規事業者が参入すれば安くなる
・でも、総務省が電波を割り当ててくれない
・現在、総務省が電波割り当て案に対するコメントを募集している
・「私(注:孫正義)は皆様に、今回の総務省案に対するパブリックコメント募集に是非ご意見を出していただきたいと考えています。」(原文の引用)

 という感じなので、このメールを送信することが個人情報の利用(もちろんメールアドレスも個人情報)として「収集目的の達成に必要な範囲」なのかどうか、というのは非常に疑問なところ。
 法は横に置くとしても、自分のところのユーザのメールアドレスを「すべて」知っているのは事業者自身だけ、だから、こういうかたちで一私企業の意見の表明を行うこと自体が不公正といえば不公正だし(NTT東西から「NTT統合にご理解を」なんて電話が掛かってきたら迷惑で仕方がないったら)。

 ちなみに、このメール全文を読んでて面白かったのは、どういう「ご意見」を出してほしいか、については一切触れていないところ。反対意見を、とも賛成意見をとも言ってない。広報や法務は優秀なソフトバンクさんでございますから、そのへんは意図的にこういう書き方にしたんでしょう。やっぱり扇動と取られるのが怖かったのね>ソフトバンク。

 …しかし、ソフトバンクが携帯電話事業に参入して何の得があるんだろう。移動体通信ってのは膨大な設備投資が必要な事業なのに(DoCoMoがFOMA整えるのにに1兆円とか言っておりましたな)。駅前で携帯電話配ったって、ADSLみたいに普及するとはとても思えないのだけど(すでに普及しているし、まさか基地局を配るのか?)、何処に成算があるのだろう。わからん。