book

白石さん

生協の白石さん、白石|あなたは白石さんをご存じですか?(講談社 MouRa)

 以前から一部では著名でしたけど、ついに本になっちまいましたね。

 個人的には、質問文についての著作権処理をどうやったのか、興味がありますけれど。

 わが大学にも、似たようなものがあったかもしれないけれど、あまりよく覚えてないや。さすがに、内容は商品だとかサービスとかに関するものばっかりだったけど。そういう質問があったりしても、あっけなく闇に葬られそうだ。

 しかしまあ、こういう質問を投稿する/読む気分というのはどういうものなんだろう。往年のハガキ職人の世界に通じるものがあるような気もするけれど、もっと濃厚さが薄れたコミュニケーションの手段ではある。繋がっているのか、繋がっていないのかわからない微妙な距離感が、心地よさを感じさせるのかもしれませんねえ。白石さんの回答も、一生懸命面白い回答をしようとしているのか、突き放そうとしているのかよくわからないところがあるし(笑)

 また、解説が我らがIT戦士、岡田有花女史というのが何とも微妙な選択でよろしい。



生協の白石さん” (白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん)

矢野徹

 矢野徹氏、死去、ですか…

 ハインラインの翻訳を読んだのが最初でしたか。確か、「月は無慈悲な夜の女王」だったかな。当時は誰が翻訳したかなんて気にも留めなかったけれど、氏の翻訳で目覚めたSF者も多いはず(ワタシも…)。

 ご高齢でもあったし、時の流れは仕方ないものの、寂しいのう…

“月は無慈悲な夜の女王” (ロバート A.ハインライン)

本棚

 あ、なんか更新止まってるし。別に忙しかった訳じゃあないのだが、ていうか逆にいつもよりは気楽な日々がしばらく続いている。そういう時に限ってしばらく読めなかった本を読んだりとか、部屋の模様替えに着手したりとか、そういう方面に時間を費やして気づいたら寝る時間になっている、というのが真相だったりする。

 って訳で部屋の模様替えに消えていった3連休、とりあえず本棚を1つ追加した。90cm×90cm程度のもので、文庫本ぐらいしか収納できないが、段ボール箱に積み上げているだけの本をとりあえず収納しようというには充分なので、これで部屋も少しはマトモになるはず。

 それはそうと、本棚を追加しようとして買い物に行ったのだけど、実は意外と本棚というのは売っていない。店員に聞いても出てくるのは、それこそ岩波新日本古典文学大系でも飾ってそれを前にブランデーでもくゆらすのが似合いそうな立派なモノしかなかったりする。もちろんお値段も立派(6万円… って、それでマリみてが何冊買えるんだ?)でワタシにはとても買えそうにない、っていうか1DKには不釣り合いだよこれは。玄関通りません。
 もうちょっと気軽なモノはないんですか、と聞いてみても、ない。本棚自体、そもそも買う人がいなくなっているのだという。確かに、読んだらすぐにブックオフとか、図書館の副本で済ませたりとか、そういう手合いが増えているから、自宅に書籍を蓄積するという行為も、そのための家具も不要なのだろう。筑摩世界文学大系を飾るためにしか売れないわけだ。