book

花見

 土曜日は都内某所で花見の予定だったのだが、咲き具合が今ひとつということで、室内での宴会に変更。

 宴会のつもりだったのだが、いつのまにかしみじみ読書会に変更になっていたりする。以下を読んで感銘したので本日即座に発注。


大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301)), よしなが ふみ

 帰りの地下鉄でなんかやらかしたような気がするが、記憶にないことにする。

86歳でケータイ小説

 しばらく風邪気味だったのでこの週末は寝るべしと思いつつこんな時間。とりあえず今週驚いたことをひとつ。

瀬戸内寂聴さん、86歳でケータイ小説に挑戦 (itmedia.co.jp)

 ロイター配信の記事があったのでこちらから。
 もう86歳になられたのかというのもありつつ、わざわざ大先生が携帯電話を片手に執筆されたのかと思うと何故か涙が…

草思社が民事再生法適用を申請

草思社が民事再生法適用を申請、負債額22億5千万円 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

最盛期の97年10月期には約32億円の売り上げがあったが、この数年、ヒット作に恵まれず昨年同期の売り上げは約14億円に半減。本社不動産を売却し、広告費を削減するなど合理化策を進めてきたが、自力再建を断念した。

 草思社は文庫も新書も雑誌も出していなかったので、単行本の当たりがしばらく途切れると急激に資金繰りが厳しくなったんでしょう。たしかにここしばらく草思社のヒットを聞いていなかったような。ヒット本を当てるのは金鉱を掘り当てるようなものですから、事業のポートフォリオとしては単行本一本にしてしまうのは、かなりリスキーと言わざるを得ないんでしょう。
 まあでも、民事再生ですから、どこかがスポンサーにつくような気もしつつ。人材を買うようなものですから(もっとも出版業界の人材の流動性がどの程度なのかよく知らないけれど)。

 あー、でも「大国の興亡」も草思社なのか。いずれ読みたいとは思っていたのだが、版元がなくなってしまうとなると、とりあえず店頭在庫をさっさと買ってしまったほうがいいのかな。


“決定版 大国の興亡―1500年から2000年までの経済の変遷と軍事闘争〈上巻〉” (ポール ケネディ)

Bookpedia

Bookpedia – What’s on your shelves?

 しばらく自宅静養中、とはいえ暇なので、蔵書の整理をすることにした。
 段ボールのなかに突っ込んだままの本を、新しい本棚に移し替えるだけでも一作業。で、ついでなので、蔵書のリストを作成することにした。つい、同じ本を二冊買ってしまうこととかもあったりするので。

 で、冒頭のリンクになってしまうのだが、簡単に言うと、Macで蔵書のリストを管理できるソフトである。ただ、それだけだと、恐ろしく面倒な作業を想起してしまうのだけど、Bookpediaの秀逸なところは、Macに搭載されているiSightカメラで、裏表紙のバーコードを撮影すると、自動的に何の本かをAmazonのデータベースから引用してくれるという、一昔前には考えられなかった機能。ホント、1秒程度でバーコードを読み取って書名・著者・出版社・価格その他情報(Amazonに登録されていれば、表紙の画像まで!)が登録されるのは、ちょっと気持ちいい(笑) iSightが実用になったのは、実のところはじめてだ(笑)

 あと、借りた本のリストも同じように作成できるので、誰から何を借りていつ返すか、というのも地味に管理できたりする。

 一昨日あたりから地味に作業していたのだけど、ようやく9割方終わって、自宅には900冊程度、本が転がっていることがわかった。あと、やっぱり重複している本があった… しかも、ひとつは2000円する本だったよ、勿体ないことしてる。
 Mac所有者で、本を大量に所有している方は、試してみるといいと思います。ちっちゃなカタルシスも得られます(笑)
Continue reading

11日目

 雨なので外出するのも面倒なのですが、いちおう日課として義務づけられているので、合間を縫って出かけることにする。
 衣類が不足してきたので、そろそろいったん帰宅して荷物を整理したいところではある。

 とりあえずここしばらくで読んだ本。


“薔薇の名前〈下〉” (ウンベルト エーコ, ウンベルト エーコ)


“旧約聖書を知っていますか” (阿刀田 高)


“戦闘機―英独航空決戦〈下〉” (レン デイトン)


“鉄道ひとつばなし” (原 武史)

日暮らし書物に向かいて

 入院して1日が経過したわけであるが、まあ、暇である。

 とりあえず買ったはいいが、ずっと読めていなかった本を消化することで時間が過ぎていくので、まあ、ちょうどいい機会ではあるかもしれない。病院食ではあるが、黙ってても食事が用意されるということもあり、雑事に気をつかわなくてもいいので、なんつうか、未読を処理をするには最適な環境ではある(笑) 一足早く老後の過ごし方を体感しているというところか。

 とりあえず、入院してから読み進んだ本を列挙しておく。感想を書くほどのネット接続時間は確保できないので、そのへんは、退院できてからでも。


“ご新規熱血ポンちゃん” (山田 詠美)


“憲法はまだか” (ジェームス三木)


“薔薇の名前〈上〉” (ウンベルト エーコ)

ウルトラ・ダラー


“ウルトラ・ダラー” (手嶋 龍一)

 うーん、どうだろう。少なくともエンターテイメントにはなってない。ただのエンターテイメントなら、もっとうまく書く作家は腐るほどいる。たぶん作者も単なるエンターテイメントにするつもりはない。ではノンフィクションか。きっとノンフィクションでもない。たぶん作者も単なるノンフィクションでは書けない。

 この微妙な立ち位置が、読み手を幻惑させている。北朝鮮が偽米ドルを製造していることは、公開情報からも、おそらく事実だし、その内実も、まあ、それほど本書から遠い位置にはないのだろうと思われる。どこまでが真実で、どこからがディスインフォメーションか、という読み方をさせてしまうのが本書の肝。

 それにしても、前著のような手堅い方法もあったのに、どうしてこの時期に小説(フィクション)という体裁をとったのだろう。あと、ところどころ飛躍したり伏線を張りっぱなしにしたりという箇所があるので、その部分の裏読みも楽しめる、っていう考え方もあるけれど、それも、作者の掌中で踊っているだけなんだろうな。